点の改善では、人も利益も定着しない理由

snow covering pine tree

なぜ改善しているのに、現場が落ち着かないのか

「ここは改善できた」
「この業務は早くなった」

確かに、点では良くなっている
それなのに――
人は辞める。
利益は安定しない。
現場はいつもバタバタしている。

そんな状態に、心当たりはありませんか?

私はこれまで、多くの中小企業の現場を見てきました。
そこで気づいたのは、
改善が足りないのではなく、改善の“つなぎ方”が欠けているということです。


「点の改善」が生み出す、見えにくい弊害

部分的な改善は、やりやすいです。
目の前の困りごとに、すぐ手を打てるから。

たとえば――
・入力が面倒だからExcelを直した
・この人が忙しいから仕事を減らした
・ミスが出た工程だけルールを増やした

一つひとつは、正しい判断です。

でも、それが全体の流れとつながっていないと、
別の場所で歪みが生まれます。

・前工程が楽になった分、後工程が詰まる
・特定の人だけが調整役になり、さらに属人化する
・ルールが増えすぎて、若手が動けなくなる

結果として起きるのは、
「頑張っているのに、楽にならない現場」です。

colleagues discussing work in business center
Photo by Anna Shvets on Pexels.com

人も利益も定着しない本当の理由

人が辞めない会社、利益が安定している会社には、
共通点があります。

それは、
改善が“点”ではなく、“流れ”で設計されていること。

仕事は、本来つながっています。
人も、仕事の流れの中で役割を持っています。

にもかかわらず、
一部だけを切り取って改善すると、
全体の意味が見えなくなります。

若手社員がやる気を失うのも、
「忙しいから」ではありません。

自分の仕事が、どこにつながっているのか分からないからです。

利益が残らないのも、
「努力が足りないから」ではありません。

改善がコストと価値の流れに結びついていないからです。


だから必要なのは「まるごと整える」視点

私は、改善を
「悪いところを直す作業」だとは思っていません。

改善とは、
経営の意図と、現場の動きをつなぎ直すことです。

・この改善は、どこにつながるのか
・誰の負担を減らし、誰の価値を高めるのか
・最終的に、会社はどう良くなりたいのか

これを整理しないまま、
点の改善を重ねても、
人も利益も定着しません。

だから私は、
経営・人・業務を切り分けず、
まるごと見える化し、流れとして整える
「整え屋」として伴走しています。


もし、こんな状態なら

・改善しているのに、現場が疲れている
・人を増やしても、また忙しくなる
・利益が出ても、なぜか不安が残る

それは、能力の問題ではありません。
改善が“点”で止まっているだけです。

一度、全体の流れを一緒に見直しませんか。
「どこから整え直せばいいか」
そこからご一緒します。

お気軽にご相談ください。

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